大阪市内のプラント関連企業様にてAutCAD出張研修-新入社員3日間コースを4月上旬に実施いたしました。
同社へは毎年新入社員研修に伺っています。
1日目は、JISに基づく製図法の講義です。
毎年、市販本を使っていましたが、今年はCADCILで作成したオリジナルテキストを使用しました。
用紙サイズ・投影法をはじめ、製図記号や寸法記入の方法などを説明。
例年どおり、プラント図面に関連する項目(締結要素や溶接記号等)を重点的に解説しています。
1日目後半からは、AutoCADのインターフェイス等の基本操作に慣れていただくようにしました。
2日目は、AutoCADの作成・編集コマンドの説明です。
CADが初めての受講者もおられたので、時間をかけてじっくりと解説しました。
さらに画層をはじめとする文字スタイル・寸法スタイル・マルチ引き出し線スタイル等も各自で設定を行いました。
同社の業務では、様々な企業の図面を取り扱われることが想定されたので、
文字化け等などのトラブルへの対処方法についても実演しています。
3日目は、レイアウト・異尺度対応注釈・フィールドの機能を利用して、
部分拡大図など実務図面に近い図面を作成していただきました。
同社の図面において利用頻度が高い溶接記号については、属性定義付きのブロックを使った場合と
グループ化した場合のそれぞれのメリット・デメリットについて説明しました。
実際の業務でも活用いただけることを願っております。
ご受講くださりありがとうございました。