2021 · 2021/03/05

【Fusion 360】埼玉県　部品加工会社様【オンライン講座】講習実施事例

3月上旬、埼玉県の部品加工会社様向けに、Fusion 360 入門オンライン講座を実施いたしました。

同社ではCADは導入されていませんが、将来に向けて、3DCADであるFusion 360を選択されました。

受講は5名様でしたが、全員CADは初めてという状態からのスタートです。

海外からの参加も含め、様々な場所からのご受講でした。

Fusion 360入門テキストは事前にお送りしていたので、テキストに沿って解説を行っていきます。

機能の概要を知ることを目的とし、簡単な形状のモデリングからスタートしました。

クラウドベースの3DCADである為、他のCADとは違って、

ファイルの保存・共有・バックアップの方法が独特です。

これらの操作方法を体験し、クラウド環境に慣れていただくようにしました。

さらに、材質・外観の設定を行った後に、レンダリングまでを行います。

製造業では3Dデータだけではなく、2D図面も重要です。

同社では数多くの設計図面を業務で参照されるそうです。

3Dデータからの図面化を行い、設計変更がリアルタイムに図面に反映される状況も確認しました。

Fusion 360は他の3DCADと同様、3Dモデルデータから重量や表面積等の値を取得することができます。

同社の業務において部品の物理情報を手計算で行う作業があり、すぐにでも有効活用いただけると思います。

オンライン講座ではありましたが、各自で実際にFusion 360を操作し

6時間で一通りの機能は知っていただけたことと思います。

2次元CADの経験無しという方ばかりでしたが、初めての3DCADにも抵抗なく

取り組んでいただけました。

CADCILでは実務に直結した部品のモデリングやアセンブリ手法について

さらに深く学習する、講座カリキュラムも用意しております。

Fusion 360の基本操作に慣れた段階で、また受講いただければと思います。

ご受講くださり、ありがとうございました。

オンライン講座を受講される方には「CADCILオンライン講座受講方法」の

PDF資料を事前にお渡ししております。

オンラインは初めてという方も安心して受講いただけます。