2月上旬~下旬の4回に分けて、京都府内の機械装置メーカー様向けに、
Fusion 360個別講座【製造業向け】 を実施いたしました。
◇Autodesk Fusion 360基礎【製造業向け】 個別講座
https://www.cadcil.jp/curriculum/autodesk-fusion360-manufacturing/kiso-individual-course/
受講者は昨年、弊社にてAutoCAD個別講座[実践]を受講された方です。
◇AutoCAD [実践] 個別講座
https://www.cadcil.jp/curriculum/autocad/jissenn-individual-course/
機械設計を3DCADで行う為、Fusion 360を導入されました。
3時間✕4日間のコースでしたが、4日間連続ではなく3日~6日を空けながら、ご自身のペースで受講していただきました。
CADCILでは2日のコースであっても、3時間を複数に分割して受講いただけます。
また日にちも連続ではなく数日空けてから次のステップに進むというように、柔軟な日程にも対応しております。
企業様の複数人数の研修では、スケジュールの都合で2日連続での実施ががほとんどですが、
マンツーマン講座ではじっくりと復習しながら次に進めるということで、
敢えて間隔を空けて受講される場合も多いです。
また、土日祝日にも対応しております。
1日目は、3DCADを初めて触るという方向けの入門的なカリキュラムを先に一通り行い、
Fusion 360の全体的な機能を知っていただきました。
2日目は、実際に機械設計で必要となる2Dスケッチの作成方法についての解説です。
単に2D形状が描けるだけでは、機械設計で使えるデータにはならないので、押さえるべきポイントをじっくりと説明しました。
3日目は、3Dモデリングです。現在進行中の機械図面を持参いただいたので、特定の部品についての3Dモデリングを行います。
4日目は、ジョイントを使ったアセンブリ、McMaster-Carrコンポーネントの挿入、2D図面における部分投影図、
オリジナル表題欄の使用など、実践的な講義を行いました。
さらに、3D上での構想設計を想定して、外部コンポーネントの作成手法についても解説しています。
同社が設計される機械は部品総点数が100点前後と思われるので、
オートデスク社の製造向けの3DCADであるInventorを使う程ではありません。
そういった意味でも、Fusion 360の選択は導入コストもかからず、最適な選択だと思われます。
構想設計や組立てのチェック、さらに製作図の作成など、今後Fusion 360の機能をフルに活用していただければと思います。
ご受講くださりありがとうございました。