5月下旬に大阪府内の機械装置メーカー様に対し、Inventor個別講座-基礎を2日間に渡って実施いたしました。
◇Autodesk Inventor 個別 基礎講座
https://www.cadcil.jp/curriculum/autodesk-inventor/kiso-individual-course/
受講者は2名様(うちお一人は外国の方)です。
個別講座は通常、マンツーマンで実施することがほとんどですが、
同一企業から複数人数で受講される場合は、2名様以降は割引き料金とさせていいただいております。
既に会社にはInventor2020を導入済みで、ある程度の操作経験をお持ちのお二人でした。
外国の方が使用されるPCには、事前にInventor2020のEnglish版を準備しておきましたので、
スムーズに受講いただけたかと思います。
単に3Dモデリングをするだけなら、取っ付き易い方法で完成させてしまうことは可能です。
それなら、フリーのモデリングソフトでも大丈夫でしょう。
しかし、Inventor等の製造系3DCADを敢えて使うのにはそれなりの理由があります。
特に自社製品のラインアップを擁する機械装置メーカーでは、
新製品を次々と送り出して行かねば競争に打ち勝つことはできません。
設計のリードタイムを短縮し、手戻りのない製品開発をするには、
3DCADなくしては成り立たないと考えています。
コンポーネントの組み立てを行うアセンブリ工程では、
パーツモデリングの手法がその後の作業効率に大きな影響を与えます。
まずは正しいパーツモデリング手順をマスターすることが、設計のリードタイムを短縮する第一歩と考え、
講習では特に基準点・基準面の設定について時間をかけて解説しています。
また、アセンブリモデリングについては、1点ずつのコンポーネントの正しい拘束方法や
設計変更時のエラーが生じない拘束方法についての説明を行いました。
十分ご理解いただけたようですので、今後の3DCADの業務に活かしていただけるかと思います。
ご受講くださりありがとうございました。
またのご受講をお待ちしております。