12月上旬、2日間に渡って兵庫県内のプラント関連企業様にてAutCAD出張研修-入門・基礎を実施いたしました。
◇AutoCAD出張研修 入門・基礎パック
https://www.cadcil.jp/curriculum/autocad/pac/
同社では設計業務において、これまでマイナーなCADを使用されていました。
多数の取引先企業がAutoCADユーザーであることから、同社でも最近になってAutoCADを導入されました。
世の中には様々なCADが存在していますが、直線や円などの描き方は基本的に同じです。
また画層(レイヤー)等の概念も共通しています。
一般的なCADユーザであれば、操作するソフトがAutoCADに変わっても、作成や編集作業に関しては戸惑いは少ないのではと思います。
一方で「各種設定」を始め「異尺度注釈」「レイアウト」「印刷」については、AutoCAD独自の操作が必要となります。
それらの考え方については理解しづらいこともあり、じっくりと解説をいたしました。
さらに、別のCADで使われていた図面枠の移行の仕方など、実務ですぐに必要となる作業についてはできる限り具体的な説明を心がけました。
同社の業務では配管フローシートも作成されるとの事でしたので、効率の良い方法についてもご紹介しました。
下図のバルブ記号は移動・複写が自由にできるものです。
バルブの編集に伴って、経路(流れ線)のトリムや結合は不要となるよう、シンボルを作成しています。
今回は受講者全員、AutoCADを使う事が初めての方々でしたので、
今後AutoCADを実際の業務で使っていくうちに、疑問点も出てくると思われます。
弊社では、AutoCADの実務経験者を対象とした実践的な研修コースもご用意しております。
同社にはまたそちらの研修もご活用いただけばと願っております。
◇AutoCAD出張研修-実践
https://www.cadcil.jp/curriculum/autocad/jissenn-business-trip/
ご受講いただきありがとうございました。