10月上旬に神奈川県内の製造メーカー様にて、AutoCADの出張研修を実施いたしました。
既にある程度のAutoCAD使用経験がある方を対象とした2日間の講座で
1日目は基礎、2日目は機械製図の研修を行いました。
◇AutoCAD 基礎出張研修
https://www.cadcil.jp/curriculum/autocad/kiso-business-trip/
◇AutoCAD 機械図面出張研修
https://www.cadcil.jp/curriculum/autocad/machine-drawing-training/
今回は受講者全員がAutoCAD経験者の方でしたので、「基礎」のカリキュラムからの受講となりました。
「入門」のカリキュラムでは基本的なAutoCADの使用方法も解説していますが、「基礎」では省略しています。
「画層」「文字スタイル」「寸法スタイル」の設定方法をはじめ
レイアウトの使い方と異尺度対応オブジェクトについて重点的に解説を行いました。
もし不明な基本コマンドに遭遇した場合には、研修で使用しているオートデスクトレーニングセンターの
公式テキストで確認いただけるようになっています。
この日は同社のご厚意により、研修の前に工場内を案内していただいたうえ、過去の図面も数多く見せていただきました。
お客様の業務に関して理解を深めることができ、より業務にフィットした研修を実施することができました。
2日目の機械製図コースでは、予め準備した資料も活用しつつ
できるだけ同社の図面や業務に沿った内容で研修を進めました。
「装置に関連する複数の図面を取りまとめた部品表を簡単に作成したいがどのようにすればよいか」
というご質問をいただきましたので、シートセットマネージャを利用して
一覧表が自動的に作成できることを紹介いたしました。
シートセットマネージャは関連図面をまとめることができ、連続印刷も可能になります。
この他にも、AutoCAD経験者でも意外に活用されていないと思われる作図・編集コマンドのテクニックも解説しましたので
今後さらに図面作成の効率化を図っていただけることと思います。
ご受講をいただき、ありがとうございました。