7月下旬、大阪市内のプラント関連企業様へ出張講習に伺いました。
同社へは今年3月にも出張講習に伺っています。
その際のカリキュラムは「AutoCAD出張研修 入門・基礎パック」でした。
AutoCAD初心者の方々を対象に入門・基礎レベルの講習を実施しました。
今回実施したカリキュラムは「AutoCAD 実践出張研修」です。
◇AutoCAD 実践出張研修
https://www.cadcil.jp/curriculum/autocad/jissenn-business-trip/
「AutoCAD 実践出張研修」は事前にお客様のご希望を伺い、お客様ごとにカリキュラムを作成いたします。
また、差し支えない範囲で実際の制作図面を事前に拝見させていただく場合もあります。
今回は「前回の受講者を対象に、復習を兼ねて業務に必要な操作テクニックを重点的に解説する」
というご要望をいただきました。
受講者様のCAD経験や担当業務も一様ではなかったこともあり
敢えて特定業務に特化した内容ではなく、基礎レベルの復習からスタートし
プラント関連業務に幅広く活用できる機能を紹介する講習を行いました。
まず、前回の復習をかねてモデル空間で簡単な形状を作成します。
但し、プラント関連業務に合わせて、サイズはある程度の大きなものにしています。
形状を描くところまででは特に問題なくスムーズに進みます。
次に、モデル空間から印刷する場合の手順とレイアウトを使った印刷手順の二通りの方法を解説しました。
ここでは異尺度対応注釈の考え方が重要となります。
ブロック図形に関する説明も行い、さらに図面の作成や編集の時に知っておくと便利な機能についても紹介しました。
例えばタイルビューポートです。
特にプラントのようなサイズが大きく複雑な図面編集の場合、モデル空間で画面分割できる機能は役に立つものと思います。
タイルビューポート機能については、下記のブログ記事で詳しく解説をしています。
◇ニテコ図研テクニカルブログ「複雑な図面の編集はタイルビューポートの画面分割が便利」
https://www.niteco.co.jp/blog/screen-division-tiled-viewports/
受講後のアンケートでは
「新しいことを学べて良かった。」
「丁寧に教えていただきありがとうございました。」
「新しく覚えたことを活かせるようにしたい。」
等の感想を頂戴しました。
再度のご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
業務に活用できる講習を目指し、より一層CAD講習事業に励みたいと思います。