7月初旬、大手メーカーグループのエンジニアリング関連企業様へ出張講習に伺いました。
実施したカリキュラムは「AutoCAD 入門出張研修」です。
今回は教育担当者様との打ち合わせの機会があり、事前に研修内容についてのご要望を伺いました。
新入社員を対象としたもので、受講者の多くはＣＡＤ未経験ということでした。
ＣＡＤＣＩＬの「AutoCAD 入門出張研修」は新入社員向け及び初心者向けに最適の講座となっています。
◇AutoCAD 入門出張研修
https://www.cadcil.jp/curriculum/autocad/nyumon-business-trip/
その一方で、ご担当者様からは「講義の中でレイアウト（ペーパー空間）の概要は是非解説して欲しい。」
というご要望をいただきました。
そのような理由により今回の講座ではレイアウト機能について
より多めの時間を割いて解説を行うこととなりました。
研修当日はAutoCADの基本操作から各種設定方法までを解説し
最後にレイアウト機能を使った作図と印刷の実演を行いました。
6時間という限られた時間の中でしたが、受講者の皆様には必要最低限の機能を知っていただけたかと思います。
講習後のアンケートでは、「基本的な操作がとてもわかりやすい」という感想をいただいた一方で
「尺度やレイアウト等の印刷設定は難しく感じた」というご意見がありました。
初めてAutoCADを学ばれた方の多くがよく持たれる感想です。
今回は入門レベルの6時間だけの講習であった為、実習の時間が限られていました。
受講された方々が今後AtuoCADの実務経験を重ねることで
この研修で得た知識がより深まり定着していくことと考えています。
新入社員の皆様はこれから本格的にAutoCADの業務に関わられることと思いますが
是非お仕事に有効活用していただけることを願っております。
なおCADCILでは入門レベルの次の段階として基礎レベルの講座も用意しております。
「AutoCAD 基礎出張研修」では入門レベルよりも発展的な内容となっています。
実務でAutoCADを多少経験された後に、改めて基礎レベルの講習を受講いただければ
より理解が深まるでしょう。
印刷設定については、弊社代表が更新している下記のブログ記事も参考になります。
◇ニテコ図研テクニカルブログ「DWGやDXFデータからPDFへの変換」
