岡山県内に工場を持つ製造メーカー様にてAutoCAD出張研修を実施いたしました。
6月初旬の土曜日に入門レベルの講義、その1週間後には入門よりも進んだ内容の基礎レベルの講義を行いました。
土曜日ということもあり研修当日は出勤されている方も僅かで、工場構内はとても静かでした。
CADCILの業務は土日祝日の実施にも対応していますので
平日の日々の業務を止めることなく、CAD研修をご受講いただけます。
受講者は、今までAutoCADとは別の2次元CADを使い設計業務をされてきた方々です。
2次元CADとしてAutoCADを採用することとなり、研修ご受講の運びとなりました。
一般的にどんな種類のCADであっても
直線・円を描く方法や移動・回転等の編集操作に大きな違いはありません。
今回のように、CAD経験者への研修で特に重きを置く項目は「各種の設定方法」です。
「画層のプロパティ管理」、「文字スタイル設定」、「寸法スタイル設定」、「レイアウトのページ設定管理」、
「異尺度対応」などを重要な項目として講義いたしました。
実際に業務でお使いの図面を参考資料としてご提示いただき
その図面を描くにあたっての各種設定方法を細かく解説いたしました。
設定を把握し自社で適切なテンプレートを作ることでスムーズに図面作成を進めることができるようになります。
しかし、実務ではそのような都合のよい事ばかりではありません。
ネットからダウンロードした部品データを活用したり
他社から提供された図面データに自社製品を追加するなどの作業も頻繁にあることでしょう。
そんな場合にも、AutoCADの各種設定を理解することにより、効率よく作図作業を進めていくことができます。
各種設定への理解がとても重要であることをご理解いただき、研修後のアンケートでも
概ね良い評価をいただくことができました。
ご受講をいただき、誠にありがとうございました。
今回ご受講をいただいたのはこちら「AutoCAD 出張研修 入門・基礎パック」