弊社は毎年4~5月には様々な企業から新入社員研修のご依頼を賜ります。
昨年に引き続き今年も、京王建設株式会社様にて新入社員CAD研修を担当いたしました。
同社は京王電鉄を中心とした京王グループの企業です。
いつもありがとうございます。
AutoCAD研修は1日目が入門、2日目が基礎というスケジュールで実施いたしました。
1日目の講義は、操作の基本および簡単な図形の作成・編集を中心とした内容です。
大学で既にCADを使った事がある方もいて、練習課題もスムーズにこなしていく方が大半でした。
2日目は設定方法を中心とした講義内容です。
画層プロパティ管理、文字スタイル、寸法スタイル、マルチ引出線などAutoCADの運用に重点を置いています。
レイアウトを使って異尺度図面を作成するトレーニングも実施し、その後PDF出力に至るまでを各自で行っていただきました。
AutoCADは汎用CADソフトウエアという性質上、同社の事業分野毎に利用の仕方も分かれることと思います。
そこで、建築・土木・鉄道の各分野で共通して利用できると思われるテクニックについても解説しました。
ユーザー座標系の設定や画像イメージのアタッチ等についても、実演を交えて紹介しました。
弊社では研修終了後に毎回受講者へのアンケートを実施し、今後の講義内容の品質改善に務めています。
またCAD業務への意識を高めていただけるよう、受講者へはオートデスク認定の修了証を発行しています。
受講された皆さん全員が実務の場面においても、研修で学ばれた事を有効に活用していただければ幸いです。